みんなのゲイ体験談
ハッテン場で体験したエロいこと、スゴいこと。
甘~い夜
- 投稿者:ヒロヒロシさん
- 投稿日時:2016年2月25日 01時57分
- ジャンル: 屋内
エロいことではないんだけど、こないだ自分が経験した心暖まるエピソード。
新宿のハッテン会館での話なんだけど、風呂に浸かってたら超絶イケメンが入ってきた。顔は俳優の川岡大二郎に似ていて、肌もすべすべ。ちょっとツンデレそうな雰囲気がエロさをそそる20代前半。
自分は40代なんで当然相手にされないだろうと最初から諦めて他を物色するも、やつを見ると他の人がかすんで見える。で、何気なくスチームサウナに入ったら、そいつが、俺と同じくらいの年のやつにアプローチされて、乳首やチンコをさわられてた。
その時、やつと目があったんだけど、その瞬間やつは目の前の人を突き飛ばすようにして出ていった。オレの顔をあからさまに見ないようにして。
俺なんかに見られたくなかったのかな?ちょっと申し訳ない気持ちでスチームサウナに立ち尽くしていたら、やつはしばらくして戻ってきた。戻ってくるなり、俺に抱きついてきて、すごい勢いで俺の唇を求めてきた。俺は訳がわからなくなり、でもやつの求めるままに貪るようにキスをして、チンコもしゃぶらせた。
しばらくすると、さすがにやつを狙っていた沢山のオトコたちがギャラリーを作ってやつのカラダを触ろうと手を伸ばしてきた。すると、やつは俺の手を引っ張ってスチームサウナから出て、シャワー個室に半ば乱暴に連れ出した。
個室の鍵を閉めると、やつは始めて俺に笑いかけてくれた。か、かわいい。笑顔も最高だ。アイドル並みの微笑み。しかも自分のやったことを思い出したのかちょっと恥ずかしそうにはにかんでもいる。
「俺なんかで良いの?」
「何歳?」
・・・ん?なんか会話が噛み合ってない。も、もしかして?
「Where are you from ?」
「フィリピン。」
あーそういうことだったんだ。
それからは英語での会話になった。日系のフィリピン人で、静岡の工場に勤めていること。日本語は少し話せるけど読めないこと。不機嫌そうな顔してたのは、日本語が読めないのとメガネしてないのとで、ぶつからないように気をつけてたから。
オレはセックスしながら質問もいっぱいした。
なんでスチームサウナで最初、オレの前から逃げたの?しかもまた戻ってきて、オレに抱きついたの?
するとやつはこう言った。スチームサウナに入ったらあなたが入ってきたと思った。それでカラダを触ってきたから、自分もそれに応じた。でもしばらくすると、まさにあなたが入ってきて自分のことを見てきた。よく見ると、相手を勘違いしていたことに気づいて、恥ずかしくて慌ててスチームサウナから出た。すぐにシャワーでカラダを洗い、あなたを探した。するとまだスチームサウナにいたので、いてもたってもいられなくなり抱きついてしまった。
なんとも嬉しいことを言ってくれるよなあ。オレはやつのルックスとその気持ちにメロメロになって、ぎゅっと抱きしめたら、やつはそれだけでイキそうな顔になってる。やつはオレのカラダのすみずみまで求めてきて、逆にオレがやつのチンコやチクビを触ると悲しそうな、かつ泣きそうな顔でオレを見てくる。もうオレのどストライク!
上の階のベッドに連れていき、それからもお互いのカラダを求めあった。ケツを触ると、穴をヒクヒクさせながら、オレのカラダに足を絡めてくる。チンコをしゃぶると、深いため息をつき、大きな声が出ないように手の甲を噛んで我慢している。キスをすると顔だけでなくカラダ全体を押し付けてきて、なおかつずっとオレのことを見てる。
そんなんだからオレが絶頂を迎えるには大して時間がかからなかった。
イキそうと言うと、イクときはオレの顔を見つめながらキスをしていて、とやつのリクエスト。それもオレの大好きなシチュエーション。もちろんオッケー。
いよいよオレが果てようという瞬間。やつはキスをやめて、いきなりオレのチンコをくわえた。ダ、ダメだ。このままじゃあ口にいってしまう。こんなにかわいい顔なのに。
でもオレは我慢することができず、やつの口の中で果ててしまった。ドクンドクン。ドピュ。ドピュ。
かなり出たみたい。かなりの衝撃にカラダが電気ショックを受けたようにしばらく動かなかった。
まず最初にやつに言ったのは「ごめん」だった。まさか初対面でごっくんさせちゃうなんて。するとやつはにっこり笑って、「ありがとう」と言った。次にやつをいかせようとしたけど、自分はいいの一点張り。仕方なく諦めて、やつと添い寝をすることに。本当は終電で帰ろうと思ってたんだけど、その時の気持ちは離れたくなかったので、急遽泊まりに変更。
オレがやつを後ろから抱き締める形で、ずっとピロートークしていた。仕事のこと、故郷のこと、元カレのこと、これからの夢、親のこと。親の都合で日本に来たのに、日本語が少ししかしゃべれなくて、故郷に別れたカレシがいたり、仕事は言葉の壁に阻まれて、重労働の工場。休みも少なく、友達もいなくて寂しいと。
ピロートークのときはずっとやつは俺の腕に唇をつけていた。その感触が気持ちいい。いよいよ寝る体勢になるときも、オレが腕を指し抜くと不安がるようにオレのカラダを探す。寝返りを打ったときも、無意識にでも慌てるようにオレの腕を探し当てる。
すごく愛しい。すごく愛しい。
朝方になるとやつはオレに遠慮して起き出した。実はやつも前の夜に深夜バスに乗って静岡に帰らないといけなかったみたい。朝イチの新幹線で帰るとのこと。悪いことしちゃったなあと思う反面、このまま家に連れて帰りたい衝動にも駆られる。ライン交換してまた会おうよって言ったんだけど、静岡から新宿に来れるなんて1年に1回あるかないかだし、待つ、待たれる関係もイヤなんだそうだ。もしかしてこの一晩で気持ちが冷めたのかな?と思わなくもないが、今回はやつを信じることにしよう。
最後はくちびるがはれるほどキスをして、泣き笑いの顔でお互いバイバイした。
オレはこの出会いにありがとうと言いたい。
その朝はそのまま仕事に行き、眠気を殺して仕事を片付け、泥のように疲れて帰宅し、シャワーを浴びた。ふと何気なく左の二の腕をみたら、赤い発疹を見つけた。あいつ。プレゼントまでくれてたんだ。
最後まで読んでくれてありがとうございました。
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