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投稿者
マサキ
投稿内容
おはようございます。
今日は、高校最後の、ラグビーの試合で、家族が一同で、応援に駆けつけてくれた日のことを話したいと思います。
僕の家は、古くから某温泉地で、割烹旅館を続けており、オフシーズンのようなものが、ほとんどなく、家族全員で忙しくしていました。
僕が、高校に入り、十年続けてきた柔道をスパッとやめて、ラグビーを一から始めたことには、みんな驚きました。僕は、興味を持つと、なかなか諦めが悪く、とことんやらないと気が済まない性質です。中学から、ラグビーをやっている奴らをライバル視して、毎日練習に励み、なんとか、2年が終わる頃には、大学からの推薦入学の話も頂けるレベルになっていました。
しかし、家族の反応は、冷ややかで、一度も試合を見に来てくれたことがなかったです。そうして、三年の最後の試合を迎えた前日も、その雰囲気は、変わりませでした。
ところが、試合当日、スタンドには、横断幕を持った家族と顔馴染みの従業員さんたちの姿がありました。僕は、試合の途中から、感動が込み上げてしまい、涙ながらのプレイになっていました。また、応援が僕の力を最大限に引き出してくれ、高校最後にして、最高の活躍をすることもできました。
今思い返しても、あんなに泣いていた試合は見当たりません。
無観客に近い状態で、全国大会を闘わなければならない高校ラガーマンに、惜しみないエールを送っています。観客の応援があってこそ、想像を越える力が出せる、ラグビーももちろん、そんなスポーツです。
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