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投稿者
ひろし
投稿内容
マサキさん、イサムさん、青年イカニモさん
回答ありがとうございました。
興味深く拝見しました。
ラガーマンは競技人口の割には、企業のトップで活躍している人が非常に多く、次のような記事がありましたので引用してみました。
野球やサッカーなど、ラグビーより競技人口の多いスポーツは数あるが、有名経営者として知られる人物にラグビー経験者が多い印象を受ける。
なぜラグビーだけが? ラグビージャーナリストの村上晃一氏は語る。
「ラグビー部出身の経営者が多いのは確かで、インタビューすると彼らが共通して指摘するのが、“ラグビーは組織で動くスポーツ”だということです。15人という球技としては最大級の人数に、それぞれ個性ある役割が
与えられる。しかも、試合が始まれば監督はその都度指示しないので、自分たちで考えてチームを機能させないといけない。ラガーマンとして培ってきたことがそのまま会社組織でも生かせると、多くの企業トップは話して
いました」
実際にラグビー経験がビジネスに与えた影響を公言する経営者は多く、西武HDの後藤高志・社長(東京大学ラグビー部出身)は、
〈トライを決める華やかな選手の裏に、相手に突っ込み、もみくちゃになりながらボールを獲得してくれる選手がいる。(中略)仕事も常に華やかなことばかりではない。一隅を照らし、それを尊重するカルチャーが大切だ〉(日経新聞8月16日付)
と、仕事論に結びつける。
早稲田大学ラグビー部出身で、現在は組織コンサルティングを手がける「識学」(東証マザーズ上場)の安藤広大・社長は、自身の経験からこう指摘する。
「まず、ラグビーは他のスポーツと比べて“痛い”んです。ディフェンスの場面では巨体の相手に痛い思いをしてタックルを迫られる。誰でも痛いのはイヤですが、自分がビビるとチームに迷惑をかけてしまう。“ワン・フ
ォー・オール、オール・フォー・ワン”という言葉が象徴的ですが、組織のなかで責務を果たす精神が企業組織と通底しています。
また、15人のプレイヤーのチームにおける役割が決まっている。つまり、同じポジションをめぐっての争いは激しくあるが、いざ試合に出たら別の役割を担う選手とともに勝利という目標に向かって協力し合う。競合と協力の両面があるのも、現実の企業組織との共通点ではないでしょうか」
ラグビー経験者が企業で出世していく背景には、ラグビーが主に名門大学で盛んだという事情がある。
同志社大学ラグビー部から神戸製鋼に進み、日本選手権7連覇の偉業を成し遂げ、長く日本代表でも活躍した大八木淳史氏が、その歴史的背景を振り返る。
「そもそもイングランドで生まれたラグビーは、“ザ・ナイン”と呼ばれる名門校のパブリックスクールで始まったものです。さまざまな立場の多様性を重視しながら主体性を持って行動するというイギリス型のリーダーシ
ップを学ぶ場として、ラグビーは活用されていた。日本でもまず慶應大に輸入され、そこから早稲田や明治、関西では関関同立といった名門大学に広まっていきました。
また、ラグビーは1995年にプロ化するまでは全員がアマチュアだったので、大学を卒業すれば就職しなければいけなかった。そこで、名門大学から一流企業に就職するという流れができたのです。
大学時代から“文武両道”を培い、ラグビーのプレースタイルがしみこんだまま就職しても頑張るので、社内でも評価されて出世することが多いのではないでしょうか」
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