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投稿者
名無しさん
投稿内容
NHKは本日(11月6日)、東京都内の3世帯について、放送受信契約の締結と受信料および割増金の支払いを求める民事訴訟を東京簡易裁判所に提起したと発表した。

2023年4月の放送法の改正で、NHKは「正当な理由がなく期限までに受信契約の申込みをしなかった場合」などに、割増金を請求できる制度が導入されたが、実際にそれをすぐに適用して民事訴訟を起こすとは思わなかった。一罰百戒の効果を狙ってのことだろうか、正気の沙汰とは思えない。

政権に追従したニュース番組などを放送し、不祥事や不正の連鎖が止まらない中で、人々のNHKに対する不信・不満は沸点に達しつつある。そうした中でこのように視聴者を恫喝するようなことをすれば、その不信・不満が一気に増大する可能性がある。

私は、NHKは教育・文化・福祉・教養・娯楽・調査報道などの各分野で、数多くの優れた番組を放送してきたと思うし、日本社会に公共放送は必要だと思っている。少数意見に耳を傾け、多様性を確保するような番組は商業ベースにのらず、民放で制作することは難しい。

しかし、近年NHKの政府広報のような政治ニュースの放送や、不祥事や不正の連発は目に余るものがある。そうした問題にしっかりと取り組み、視聴者の信頼を取り戻す努力を十分に行わず、このような脅しを行うことは逆効果だろう。執行部の愚かな判断によって、私たちの大切な公共放送NHKは、いよいよ危険水域に達しつつあるようだ!
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